時代は変わってきているとはいえ、年功序列、男尊女卑の文化が根強いここ日本。最近でもオリンピック関連で、年配の議員さんがジェンダー関係の失言を重ねて辞職しました。それに次いで、同じくオリンピック委員会の開会式・閉会式の演出責任者も、女性タレントに関連した不適切演出案が漏洩し、辞任となりました。
年配が若手のチャンスを奪い続ける日本
上記の例一つをとっても、時代の流れを読めていない年配者(オリンピック組織委会長であった森元首相は83歳、演出責任者であった佐々木氏は67歳…れっきとした「高齢者」です)が若い層に席を譲らず、要職に居座り続け、ひずみが出てきている構図がはっきりと浮かび上がります。
なんでも欧米を真似すべきとは思いませんが、日本と比べるとだいぶましです。
政治の世界でも実力主義が2019年12月にフィンランドで世界最年少、しかも女性の首相が誕生したのは記憶に新しいことです。
日本では、年配議員さんばかり目立っているのが現状です。そこで、本記事では、将来有望な若手政治家の方にスポットライトを当ててみました。
泉健太議員(立憲民主党)
内閣府大臣政務官、民進党組織委員長、希望の党国会対策委員長、国民民主党国会対策委員長、国民民主党政務調査会長等を歴任と、活躍されている議員さんです。選挙では通称「泉ケンタ」を用いています。
落合貴之議員(立憲民主党)
落合貴之議員は、「選挙に強い」ということで期待がかかる議員さんです。東京選挙区で4人しかいない野党当選者のひとりで、得票数、得票率とも海江田万里氏(1区)、菅直人氏(18区)より上です。「あの若さで選挙区に浸透するのは大変なことです」と、元経産官僚・古賀茂明氏もコメントしているほど。立憲民主党の将来を担うとして、期待がかけられています。
武井俊輔議員(自民党 宏池会)
自由民主党所属の衆議院議員(3期)。外務大臣政務官(第3次安倍第2次改造内閣)、宮崎県議会議員(1期)等を歴任している、注目の若手議員さんです。自民党動画チャンネル「CafeSta(カフェスタ)」が配信する番組「ディスカバーワールドin Cafesta」で司会も務めています。
まとめ
上記3名は全員40代の若手で、週刊プレイボーイ2020年1月27日号、「”進次郎以外”の若手政治家10人」に選ばれています。
いつか日本で史上最年少総理大臣が生まれてほしいものです!